MEDICORE

APG

APG (Accelerated Photo plethysmograph:加速度脈波) とは?

加速度脈波は、地添容積脈波の波形を2回微分して示した波形で、末梢循環状態と血管の弾力性、そして血管の老化の程度を知ることができる脈波検査法です。

1) 容積脈波
- 血液が心臓収縮によって大動脈から噴出したときに発生する圧力の変化による血管容積 変化を、地添の末梢動脈から波形で表したもの。

2) 加速度脈波
- 容積脈波の二次微分波で変曲点認識に容易で、血管老化度(血管年齢)推定に 活用。

3) 加速度脈波の基本波形
A:波形観測時の比較を容易にするためのベース値
B:収縮初期陰性波、動脈血管弾性度
C:収縮中期再上昇波、動脈の弾性部分
D:収縮後期再下降波、末梢血管弾性度

4) 血管老化の7段階
1~2 段階:血液循環と血管状態の良好
3~4 段階:血管老化始まり
5~7段階:血液循環がうまくいかず、血管老化が進行または懸念される段階

4) 血管老化の7段階
1~2 段階
:血液循環と血管状態の良好
3~4 段階:血管老化始まり
5~7段階:血液循環がうまくいかず、血管老化が進行または懸念される段階